配信用ステレオミキサー「TASCAM MiNiSTUDIO CREATOR US-42」を入手したので設定方法などを忘れないように記載する。ステレオミキサーの代表としてはYAMAHA AG03とかもあるけど中古で安く入手したUS-42使用レポート(自分作業の備忘録)です。細かいレビューは 第768回 ニコ生などのユーザー放送をもっと面白く! 拍手もボタン1つ。TASCAM「MiNiSTUDIO」にあるので参考にして欲しい。
CREATORモード/BROADCASTモード
簡単に説明するとCREATORモードはループバックなし、BROADCASTモードはループバックあり。と言うことである。ループバックとはパソコンで再生している音楽や音をUS-42に送ったら、US-42からパソコンへ送り返してくれること。
この機能で何が出来るかというと、パソコンで再生している曲を生放送等へBGMとして使用すること出が出来るという事である。その代わりマウスのクリック音も(出す設定にしていた場合・・)そういうクリック音も生放送等へ送られるわけです。
一方、DTMとか音楽を作る場合、パソコンで再生している曲がやマウスのクリック音は雑音にしかならないのでループバックは余計な機能と言うことになります。
従って、簡単な使い分けとして「CREATORモードは音楽作成」、「BROADCASTモードは放送用」として分けられています。
SceneMemory
SceneMemory(シーン・メモリ)、マイクのイコライザとかPON出しの設定とかを覚えておくメニュー。結構重要なんだけど取扱説明書には書いていないので自分なりに調べた内容を書いておく。
メニューは大体この位置。SceneMemoryが有効(アクティブ)になるのはCREATORモードの時。BROADCASTモードの時は有効(アクティブ)にはなりません。しかし、生放送( BROADCASTモード )を行うときに SceneMemory を使いたいときには、一度 CREATORモード にして好きな設定を反映させた後 BROADCASTモード へ変更すれば大丈夫です。
各種設定項目
ファイルの場所
TASCAMの設定ファイルは以下の場所にあります
%USERPROFILE%\AppData\Roaming\TASCAM
%USERP~以降をパス入力部分に入れればファイルにアクセスできます
ファイルの種類
「メニューの名前」
ファイル名:US-32_42_SceneMemory.ini
[SceneMemory]
Scene%20Files1=ナレーションセッティング
Scene%20Files2=ナレーション2
「デフォルトで読み込まれるセッティングファイル」
TASCAM MiNiSTUDIOソフトを立ち上がると、このファイルを読み込んで設定される
ファイル名: US-32_42_Setting.ini
「シーン毎のセッティングファイル」
最大5種類のファイルができあがる。メニューで SceneMemory を選択すれば US-32_42_Setting.ini と US-32_42_expsm1.ini は同じになる。( US-32_42_expsm1.ini を選択した場合)
ファイル名: US-32_42_expsm1.ini
ファイル名: US-32_42_expsm2.ini
ファイル名: US-32_42_expsm3.ini
ファイル名: US-32_42_expsm4.ini
ファイル名: US-32_42_expsm5.ini