子供達が高校を卒業し、大学や専門学校に通い始めるとレポートの作成等でパソコンが必要になってくる。そして、レポート作成に必要なソフトウエアと言えばMicrosoft 365(旧:Microsoft Office)という事になる。パソコン1台を家族で共有する場合にはソフトウエアは1本で良いのだが、どうしても個人のパソコンが欲しくなり、それに合わせてMicrosoft 365(旧:Microsoft Office)も必要になって来てしまった。
贅沢だが、一人一台のパソコンとMicrosoft 365の設置
さて、Microsoft 365だが簡単に分けると以下の様になる
購入方法 | メリット&デメリット |
正規品か互換商品か | 正規品 【メリット】 ・ファイルを共有する場合に、フォントやレイアウトイメージが寸分変わらず再現される ・マクロなども正常に動作する 【デメリット】 ・価格が高い ・買い切りタイプだと、サポートが終了したり最新機能(セキュリティを含めて)が使えなくなる場合がある 互換商品 【メリット】 ・安い 【デメリット】 ・フォントやレイアウトイメージが崩れることがある ・マクロが動作しないことがある ・互換商品の会社毎に微妙なクセが有る(A社の互換ソフトで作成した文章がB社の互換ソフトでは表がズレる等) |
正規品なら買い切りか、サブスク | 買い切り 【メリット】 ・一度買えば、サポート終了(数年間)まで出費無し ・デメリットのリスクを理解すれば長期間出費無しで使用可能 【デメリット】 ・サポートが終了したり最新機能(セキュリティを含めて)が使えなくなる場合がある ・新機能が使えない(例えばOffice 2021で作成した資料はOffice 2013では編集出来ない等) サブスク 【メリット】 ・常に最新版を使用することが出来る 【デメリット】 ・毎年(毎月)、費用が発生する ・長い目で見れば、費用が高くなる |
結局、どの組合せが良いのか?
私は以下の2パターンをお勧めします(個人的感想です)
お勧めする、使い方 | |
互換商品 | ・家庭内で資料作成し、特に作成したOfficeのファイルを他人への共有や他人から受け取ったりすることは無い人 ・マクロやVBAなどの勉強をすることは無くmos 資格(Word、Excel、PowerPointなどの利用スキルを証明する国際資格)等とは無縁な人 ・あまりお金をかけずに、Word、Excel、PowerPointの様なソフトウエアを使いたい人 ・互換商品でも自らトラブルシュート(問題解決)出来るスキルがあれば、費用が安価ですので互換商品をお勧めしますが、大学のレポートやプレゼンで決められたファイルを修正して提出という様な状況に対して互換商品を利用した際に発生する不具合(教授のPCで開かなかった等)が発生し、プレゼンが出来なかった・単位が取れなかった等の場合。ダメージが大きすぎますので、正規品を利用するのがお勧めです |
正規品のサブスク | ・正規品なのでWord、Excel、PowerPointの使用には問題無し ・サブスクの場合、常時最新機能が利用出来る ・当然、マクロやVBAなどは動作する ・mos 資格の勉強にも役立つ ・仕事や学校で使用する場合は、基本的に指定されたOfficeバージョンを使用することが重要です。 |
費用について
家族で二人以上、Officeを使うのであればMicrosoft 365 Family(2~6ユーザー)¥21,000/年がお勧め。Amazonでオンラインコード版を購入すると¥17,388/年と多少安くなる。
Amazonで購入した場合¥1,449/月
話は変わるが、いままで自分が「お名前.com」で契約していた費用が
M365 AppBiz 2023年6月ご利用分………1,149円
サービス維持調整費(3月不足請求分)….149円
M365 AppBizサービス維持調整費……..264円
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お支払い金額……………………….: 1,562円
最近、電気代高騰に伴い電気代の費用として「サービス維持調整費」というのが加算されるようになった。そうすると料金の逆転現象が発生してしまい。
Microsoft 365(M365 AppBiz)を一人で使うと1,562円/月 2~6人で(Microsoft 365 Family)使うと¥1,449/月となる。ということで、M365 AppBizはまず解約してMicrosoft 365 Personal 1年版かMicrosoft 365 Family1年版に入るのが安くなるという結論になった。
今まで払っていた月額料金
月々継続支払いだから楽なんだけど、1,562円/月かかるんですよね。年間で18,744円
毎年購入する必要があるけど、こっちなら年間で5000円以上お得に使えると言うことです。そもそも個人で使うレベルでMicrosoft 365 Businessなんて必要ないです。なんでBusinessバージョンにしたかというと、加入当時は月額1000円以下でOfficeが使えるという売り文句に引かれて入会したわけです。
なぜBusinessだと安くなるかというと要するにライセンスの切り売りを行っているからです。企業向けの大口ライセンス(数百ライセンス)をMicrosoftから購入すると1ライセンスあたりは安くなります。それを、個人に転売している感じなんですよね。しかし、サービス調整費というサーバーの電気代を含めると結局、高くなってしまうので現在ではPersonal版が安価になる逆転現象が起きてしまっているのです。